アメコミ原作で話題作だったのでまた派手な作品かな〜と
思っていたが意外とアクションは抑えめでそれぞれのキャラクターが
じっくりと作りこまれていました。
話は近未来。人間の突然変異が次々と現れ、ミュータントとして
迫害を受けつつ共存している時代。次世代にも差別の意識は消えない
という現代社会の問題も抱えている内容も盛り込まれていると思う。
ミュータント養成学校というのも新鮮。校長?のプロフェッサーX
のパトリック・スチュワートも見事にピカード艦長から脱却した
キャラクターを演じています。全く同じ容姿であれだけの使い分け
はすごい!
敵のボスのマグニートー役のイアン・マッケランも存在感があり、
パトリック・スチュワートと並ぶとどことなく顔が似ていると
いうのも物語に重みを持たせています。ウルヴァリンもコミックに
ありがちな単なる野獣じゃなくて影があり、完全無敵じゃないところも
いいです。
物語にはサブストーリー的なものが散りばめてあり、その後の続編や
スピンオフに繋がる要素が入っているが嫌味なく単体としてもよく出来た
映画だと思います。
お気に入り度
★★★★
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